2012年11月15日木曜日

啄木のコマイヌ

大学、大学院と彫刻学科に所属しながら殆ど粘土に触れぬまま6年間が過ぎていた。
彫刻の素材としても粘土は最もポピュラーなものといってもよいと思う。
ポピュラーが故に食わず嫌い的に避けてきたような気がしなくもないが、とにかく久しぶりに粘土に触った。

  



狛犬好きの上司にプレゼントしたミニチュア狛犬。
モチーフは盛岡天満宮にあるもので、石川啄木が愛した狛犬として知られている。



らしい。



愛くるしいフォルム、田中将大を彷彿とさせる顔面(耳の小さい方)がアホっぽい。

マー君は決してアホではないが、マー君の体に狛犬が合体するとやっぱりアホっぽい。
そんなアホっぽさに非常に好感が持てる狛犬。



こちらの石粉粘土を使って制作しました。最終的にはアクリル絵の具で塗装。
現物を見た事がないのでなかなか作りづらかったがどうにか形にすることができました。


作っているとだんだん作品がかわいくなってきて、なんだかあげるのがもったいないような気がしてきましたが、心を鬼にしてあげました。

今度は自分用に作ろうか。


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